誕生日プレゼントに乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)の感想 森 薫エンターブレインを贈る

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乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)

森 薫エンターブレイン

エンターブレイン
¥ 651
在庫あり。
「乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)」のレビュー
舞台は19世紀の中央アジア―。 <br />地方の町で暮らすエイホン家の少年カルルクの元へ、遊牧民の村からアミルという美しい花嫁がやってきた。 <br />カルルクは12歳。アミルは20歳。8つも年上の花嫁だが、気立てが良く何でも出来るアミルをカルルクは好ましく思っている。 <br />温かい親族たちに見守られながら結婚生活を始める二人。しかし、アミルの実家が不穏な動きを見せ始めて……。 <br /> <br />森薫先生の新作は、エスニックテイスト満載のアジアが舞台。 <br />前作「エマ」にはハマれなかった私ですが、今作は騎馬民族や年の差カップルなど私的に萌えポイントがいっぱいでかなり夢中になれそうです♪ <br />とにかく絵が美しい。アミルたちの民族衣装や装飾品、乗馬(狩り)のシーンなど、細部まで手を抜かずに描き込まれています。 <br />登場人物も魅力的です。やはり主人公のアミルとカルルクが素敵ですね。年の差なんて関係ナシ。とても微笑ましい二人です。 <br />アミルは明朗快活な可愛い女性。彼女が狩りをする時の凛とした表情が好きです。 <br />対するカルルクは心優しく思慮深い少年。大人びたところもあるが、やはり子供ゆえに体力がなかったり、アミルに抱きかかえられたり…(笑) <br />とにかく可愛いのですよ。将来いい男になる事間違いなしでしょう。彼の夫(男)としての成長が楽しみです。 <br />エイホン家の人々もいい味出してます。特に豪傑お婆様がカッコいいです。 <br />賑やかで温かいカルルクの親族たち。それとは対照的に見えるアミルの親族。次巻もアミルの実家絡みで騒動が起こりそうな感じですね。 <br />アミルの兄・アゼルさんも美形です。今のところ冷徹な印象を受けますが、根は悪い人でない事を祈るばかりです。 <br />今はまだ夫婦というより姉弟のようなアミルとカルルクですが、きっと愛の力で試練を乗り切っていく事でしょう。次巻の発売が待ち遠しいです。 <br />
 なんてまあ、見事な絵なんでしょう。著者のデッサン力、絵の上手さにびっくりしました。キャラの風貌、表情、動物の絵も上手いですけど、殊に目を奪われたのは、登場人物たちが着ている民族衣装。各人それぞれの帽子やターバン、オリエンタルな雰囲気あふれる服装など、思わずため息がでてしまうほど魅力的。うっとりしてしまいました。 <br /> <br /> 「第二話 お守り」の初めのほうも凄いです。家の柱となる木を、職人の爺っちゃんがノミで彫っていくと、文様・模様が浮かび上がってくるシーン。生き生きと描き出されていく絵の、精緻で見事なこと。Wonderful! <br /> <br /> 八つ年下の夫を思いやり、気遣う花嫁アミルの健気な姿もよいなあ。カゼをひいて熱が出た夫を案じて、おろおろしながらも一心に看病するアミルを見てたら、ほうっと胸があったまってきましたね。ほのぼのとした心持ちになりました。 <br /> <br /> それにしても、なんて素敵な絵を描く人なのか。著者の漫画は初めて読んだのですが、たちまち魅了されてしまいましたー。
『Fellows!』誌に連載中の作品で,第一話から五話までが収録されています. <br /> <br />まず目を惹かれるのはその美しい描き込みで,人物や背景はもちろん衣装や装飾品, <br />何気に置かれている日用品に至るまで,細かく丁寧に描かれている事に魅了されます. <br /> <br />物語の方も,第二話で主人公ではなく親戚の家族を中心に語っていたのが印象的で, <br />始まったばかりの物語という事で,もっと主人公たちの事を描くのかと思っていたら, <br />文化や生活,民族特有の大家族など違った面から物語や世界観を語るのが良かったです, <br /> <br />隔月刊誌の作品だけに収録された本数は少ないですが一つの話は約40ページと十分. <br />第一話からいきなり不穏な様子が描かれるなど,これからの広がりも大いに期待され, <br />「生活ネタも」とあったあとがきからは,民族や文化の話でも楽しませてくれそうです. <br /> <br />本の造りも価格を考えると丁寧で,用紙の質など高級感が漂っていてなかなかの好印象. <br />開いてすぐの『見返し』の部分も美しい色合いと手触りのよい用紙で品の良さを感じます. <br /> <br />ただ,第一話の始まりがいささか唐突に感じ,物語の動きだしにちょっと戸惑った事, <br />そのせいか,主人公をはじめ女性陣の見た目と関係が最初はややわかりづらかったです.
本屋さんで新刊のコーナーにあったのでなんとなく興味を持って買うことにしました。読んで見て予想外におもしかった。我々日本人には馴染みのない地方の場所と時代で実に現実的に作りこまれている。作者のこの作品に対すこだわりと情熱が感じられる。この作者の事は今まで知らなかったけど。この作品でファンになりました。二巻めの展開が楽しみですね。アミルとカルルクがどんな愛と関係を築いていくか、また二つの部族の関係実に見所が多い作品です。アマゾンの他のかたのレビューも非常に良いし、久々に当たりの作品ですね。
8歳年上の20歳の嫁(15歳が適齢期なので高齢)がやってきた話です。 <br /> <br />民族の空気など表現力はすばらしい。イラスト本としてなら文句なし。 <br />舞台は違えど、エマからやってることは変わらない。 <br />なんでもできてパーフェクトな婦女子とそれを取り巻く環境を作者がねちこく描く。 <br />主人公以外の人物造形は悪くないのだけれど、肝心の主人公の中身がよくわからない。 <br />なんというか、心が見えない。 <br />主人公も旦那もいい人。嫁いた先の家族も皆いい人。陰の部分は嫁の実家だけ。 <br />正直薄気味悪い世界だなあと思ってしまった。 <br />いやべつに「渡る世間は鬼ばかり」的な姑が嫁を苛めるってのを期待してるわけじゃない。 <br />誰もそんなものこの作者に期待していないし見たくも無い。 <br />そうじゃなくて、萌えの全てをぶちこんだ結果、主人公が全く漫画として魅力に欠けるキャラクターになったなあと思いました。 <br />最初から最強装備の主人公ってどうなんだろう。いや別にバトル漫画じゃないけど。 <br />「萌えのすべてをぶち込んだ」とは後書きにも作者が言及しているが、その後書きも保険がかけてある感がする。 <br /> <br />書いてて気づいたけど、絵柄でごまかされるが、これは萌え漫画なのである。 <br />「本格派漫画ですよー」といわんばかりの絵柄で、面白い話なんだろうとつい期待してしまう。 <br />脇役はいい味だしてるんですが。 <br />後書きを読んで「なに期待してんの?これただの萌え漫画なんですけど(笑)」と作者みずからピシャリと断ってる。 <br />こういってはなんだけど、この主人公や前作の主人公みたいなタイプは、脇役だったら光ると思う。 <br /> <br />まあ作者がジブリ的(海がきこえるを除く)な聖女萌えなんだろうけど、もうちょっとどうにかならないのか。 <br />この先どう話が進むのか、進まずにただそういう話なのか。 <br />期待を込めて☆3つ <br />森薫ファンなら文句なしに☆5つ <br /> <br />ただ一つの疑問は、なんでこんなになんでも出来て美人でパーフェクトな婦女子が20歳まで嫁に行かなかったのかってことです。
「乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)」の関連商品
それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス) 石黒 正数 少年画報社 それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス)
今回もおもしろかったです。 前巻で出番の無かった真田くんも、6巻では出番もセリフもいっぱいあります。でもやっぱり歩鳥とは進展せず… 妄想ばっかり膨らみます。 セリフ選びとオチとダジャレ?のセンスが衰えません。しっかり笑わせてもらいました。 また、読むたびに発見があるのもそれ町の楽しみの一つで、今巻では“あの二人”がちょっとだけ登場します。 <br /><br /><br /><br />
ブラック・ラグーン 9 (サンデーGXコミックス) 広江 礼威 小学館 ブラック・ラグーン 9 (サンデーGXコミックス)
この巻におけるロベルタとガルシア若様についていろいろと言われていますが、私の意見を書きます。 <br /> <br />まず、狂乱状態にあったロベルタが若様のキス一つで元に戻るかという事ですが、私はこの展開に心から納得できました。それは彼女が一途過ぎるくらいに一途な女性だからです。一途過ぎるからこそ、かつては信じた「革命の正義」のために殺戮を繰り返した。一途過ぎるからこそ、恩人であるディエゴや愛するガルシア若様を殺したり危害を加えたりする者にはあそこまで残酷になるんだと思います。それは「私の首輪に綱を付けるのは、この世にただの一人だけ。ガルシア・フェルナンド・ラブレス」の言葉、そして惨殺現場を若様に見られてあれほど取り乱した様子から伺えます。 そんな一途な彼女だからこそ、彼女の大好きな若様の愛に満ちた言葉とキスが、他のどんな説得よりも彼女の心を救えたという展開に私は疑問を感じるどころか、これしかあり得なかったと断言できます。 <br /> <br />次に、若様がいつからロベルタに恋愛感情を抱いたのか(いつ、彼女への気持ちを自覚したのか)という事ですが、これも作品中ではっきりわかると思います。それは若様が危険を犯してロベルタを追い、そこでロベルタがカマラサを誘惑し、その後、彼を惨殺したのを目撃してショックを受けて倒れこんだ…あの出来事がきっかけです。ロベルタのためにあのような危険な場所に自ら1人で乗り込んでいく行動からも、1巻での酒場で戦うロベルタの姿を見て震えていた時に比べて、若様の中でロベルタの存在がずっと大きなものになっていた事がわかりますが、さらに彼はその後のあまりに衝撃的で凄惨な状況を目の当たりにした… <br /> <br />普通ならあれで彼女への気持ちが全く失われてしまってもおかしくないでしょう。でも、あれを見てもなお彼の心の中にはロベルタを連れ戻して彼女を救いたい、彼女と一緒にいたい…という気持ちがあった…その事を認識した彼は「ロベルタが自分にとってどんな存在なのか」ということを改めて考え、それまでは「大事な家族」すなわち「優しくて頼りになる姉・母親的な存在」としてとらえていた彼女の事を「そばにいて支えてあげたい最愛の女性」と明確に意識するにいたったのだと思います。そして、若様がロベルタを救い、彼女を支えられる存在になるためには、その意識の変化は絶対不可欠だった…そう思います。 <br /> <br />後、2人は今後、贖罪の道を歩んでいくと思います。ラストで2人が迎えているのは、きっと、あのロベルタが殺した日本人の家族でしょう。2人にこれからどんな苦難が待っているかは容易に想像がつきます。まさに張さんの言うように「茨の道」です。若様は愛する女性のために彼女の罪を共に背負い、共に苦しむ事を選んだのです。そう思えば彼がロベルタに告げた「君の背負っているものを僕も背負うよ」の言葉がどれほどの重みを持つものか…私は胸が熱くなりました… <br /> <br />このように考える私としては、ロベルタの行為の善悪の問題は別として今回の2人のストーリーは心から納得できる、素敵なストーリーだと思います。
聖☆おにいさん 4 (モーニングKC) 中村 光 講談社 聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)
いやー、いつも感心させられる。 <br />宗教の話で、これだけ楽しませてくれる筆力は素晴らしいです。 <br /> <br />イエスが禁断の木の実を食べるシーンはなんとなくヒヤヒヤしましたが、 <br />「お茶の間に届くコメント」で笑えました。 <br /> <br />このシーンを見てブッダが想像した <br /><新番組『くいしん坊! ハレルヤ!』>を観てみたい(^_-)-☆
乱と灰色の世界 1巻 (BEAM COMIX) 入江 亜季 エンターブレイン 乱と灰色の世界 1巻 (BEAM COMIX)
入江亜季著。 <br />コミック誌『Fellows!』は面白そうなんばっかりだなぁ〜と思っていて単行本出たらまとめて読もうとしてたんで、これが記念すべき1冊目となりました。ちなみにこの作者のマンガは初めて読みます。 <br /> <br />良いです。すっごくイイです! <br />魔法を使える4人の家族の物語なんですが、とても人間の生活に根ざしていてほのぼのしちゃいます。その中でも漆間乱(うるまらん)は早く大人になりたがりな元気な女の子で、いろいろと暴走するトラブルメーカーなので兄に怒られてばかり。しかも靴を履いただけで大人の女性になれるという魔法があるので彼女の行く先々でとんでもないことをしでかします。まぁ、その外見に似合わず無邪気な行動や仕草が非常に彼女を魅力的に映してしまうんですけどね。それと陣(兄)もなんだかんだ言って良いお兄ちゃんだと思います、実際モテてるし(笑)。 <br />魔法モノなのに、こうも落ち着いて読めるのは確かに作者の画力の高さ(眼なんかもうキラッキラ!)というのもあるけど、なんと言ってもその素朴さがにじみ出ているのがこっちがのんびり読める理由かも知れません。こういうの好き。 <br /> <br />最後に・・・装幀がすんばらしい! <br />たぶん直に持ってみるとすぐその良さに気づかされます。 <br />とにかく期待していた以上の面白さでした。次集も読みたい!